おはようございます、
新潟の社会保険労務士、新島です。


働き方改革リーダーとして
実際に業務に携わっていた経験と、

社会保険労務士として、
お客様の事例をもとに、

働き方改革の成功法を
お伝えしています。


ヤフーニュースで、
「賃上げありきの人手不足解消に限界あり」

このような題名の記事がありました。


2016年度平均の有効求人倍率は1・39倍と、

バブル経済以来
26年ぶりの高水準になっている。

人材を確保しようと
賃上げに走る中小企業増えている。

このままでは経営を圧迫しかねない。

このような趣旨でした。


これは、今に始まったことでなく、
採用や定着、やる気アップ、

このようなことを考えるとき、

給料で解決しようとする会社が
多いように見受けられます。


確かに、採用においては、
労働条件で一番目立つのは、
給料となりやすく、

そこを改善しようとするのは、
理解でいます。


しかし、そうなると、
スーパーの安売りと同じ結果に
ならないでしょうか?

商品の価値が伝えられないから
安くしてお客さんを惹きつける。

となりが安くしたらから
仕方なくうちも安くする。

それならばさらに・・・・・

安売り競争で疲弊し、
体力のある会社だけが残る。


給料勝負の採用活動も
同じことになりかねません。

特に資金力の弱い中小企業が、

給料をあげることで
採用力を上げようとするのは、

非常に危険なことです。


給料に気を使うなとは
言いませんが、

どうやったら大企業に勝てるのか、
そこを考える必要があります。

なかなか勝てる要素は
見つかりませんが、

勝てるとしたら、
会社の風土や社長の魅力、
ここになるでしょう。

下町ロケットというドラマでは、

中小企業が独自の技術、
社長のキャラクターで
社員たちをひきつけ、

大企業と真っ向勝負をしていました。

他者にない会社の魅力、
小さなことでもいいので、
それを引き出して、
人をひきつける力を蓄えることが

採用力を上げるためには、
必要になります。


働き方改革もその一つです。

例えば、うちの会社は
サービス残業ゼロです。

このようにハッキリ言えるとしたら
これは大きな武器ではないでしょうか?

働き方改革は
採用力をあげるためにも活用できます。

取り組んでみてはいかがでしょうか?


逆に言えば、

長時間労働、残業なし、給料も低い。
これでは先が見通せないと思います。




それでは、
今回はこれで終わりたいと思います。
  

最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。 

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