おはようございます、新潟の社会保険労務士
 新島です。


 今日は、有給休暇の疑問についての、
 ケーススタディです。

 有給休暇を取得した日を欠勤にしていいのか?
 という質問がありました。
 
 
 この会社では、皆勤手当を支給しています。

 その条件は、勤務日全てに出勤したこと、
 このようになっています。

 そこで、有給休暇の問題が持ち上がりました。


 有給休暇は、労働者の権利とはいえ、
 出社して働いていない。

 休まず働いてくれた人に対し、
 その労をねぎらう意味で支給するのが皆勤手当。

 だから有給休暇を取得した場合は、
 皆勤手当の趣旨に合わない。

 よって、有給休暇を取得した場合は、

 その日は欠勤とみなして、
 皆勤手当は支給しない。

 このような考え方でいいのか、
 という質問でした。


 結論から申し上げますと、
 「欠勤扱い」することはできません。

 これは行政通達で禁じられています。


 もう少し詳しく説明しますと、

 有給休暇を取得したことを理由として
 不利益な扱いをしていはいけない、
 ということです。

 
 有給休暇を取得することにより、
 皆勤手当がもらえないとなると、

 有給休暇取得を抑制することになる。

 皆勤手当をもらえないとなると、
 有給休暇を取得した以上の不利益がある。

 このようなことが問題になります。


 今回は、皆勤手当を取り上げましたが、
 賞与でも同じような質問が寄せられます。


 この場合も皆勤手当と同様で、

 有給休暇を取得したことにより、
 賞与を減額することは違法となります。

 この点も注意しましょう。


 ただ、よく考えてみるとわかりますが、
 会社にいることが大事なわけではありません。

 大事なのは会社で何をするかです。

 出勤したかどうか、何時間働いたか、
 これらはわかりやすい基準ですが、

 質という考えが抜けています。

 有給休暇を取得したかどうか
 この点ばかりに考えを集中せずに、

 どのような仕事をしたか、
 ここにも焦点をあてて考えてはどうでしょうか?

 
  
 それでは、
 今回はこれで終わりたいと思います。
  
 最後までお読みいただきまして、
 ありがとうございました。 




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