こんにちは、新潟の社会保険労務士にいじまです。今日はこれから保険会社主催の「人件費見直し事例35連発」という講演会の講師をつとめます。時間が限られているので、35種類話すのは結構大変そうです。

さて、今日は「嫌がらせやセクハラの労使紛争が急増」、このテーマについてお伝えします。

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 今日は、嫌がらせやセクハラの労使紛争が急増、このテーマについてお話しします。

 日経新聞記事によりますと、2008年度、労働委員会に新たに持ち込まれた紛争件数は2前年度比28.3%増えたということです。

 世界同時不況による急速な景気後退を背景に、労使間の紛争が増えているのでしょう。

 このような環境下ですので、一番多い紛争は、やはり解雇。その次が賃金。これも予想通りですね。

 3番目に多いのが嫌がらせやセクハラの労使紛争です。私の周りでもこのような相談が急増しています。

 セクハラは以前より相当の件数があったのですが、明るみになることが多くなったということでしょう。

 やはり気になるのは「嫌がらせ」に関する相談の増加です。仲間同士のいさかいもあると思いますが、大きな社会問題となってきているのが「上司からの嫌がらせ、パワハラ」です。

 業績を維持するのに、ついつい厳しいことを言ってしまう。上司がさらに自分の上司からプレッシャーをかけられ、そのまま部下にもつらく当たってしまう。このようなことも多いでしょう。

 叱ることは大切です。指導としては。ただ、叱ることは、自分の感情をぶつけることは違います。時には強く言うべきケースもあると思いますが、あくまでも事実に基づいて、悪いところをきちんと伝えるようにしましょう。

 相手の人格を傷つけるような発言は慎むようにしましょう。

 日本は、まだまだ戦国時代さながらの、手柄に対する褒美としての昇進・昇格が多くなっています。

 そのため、人を使う資質や能力に関係なく昇進・昇格してきます。

 人を使う立場になる人には、新たに着任するとき、あるいは一定の期間ごとにマネジメントの研修を必ずすべきですね。

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