こんにちは、新潟の社会保険労務士「越後の虎」です。今回のテーマは「有給休暇」についてです。

有給休暇を取得する権利を主張する従業員が増え、有給休暇に関する質問が急増していますが、先日次の質問を受けました。

「有給休暇を沢山取得している人は賞与の査定を下げてもいいんですか?」

みなさんはどのように考えますか?

まずはコチラをチェック!→人気ブログランキングへ
皆さん、いつも応援ありがとうございます!
この質問には労働法と人事評価、両方の側面から回答する必要があります。

まず、労働法に照らし合わせて考えてみます。有給休暇の取得によって賞与の査定が下がり、実際に受け取る賞与の金額がさがるのであれば、これは問題です。有給休暇の取得を妨げる行為とみなされる可能性があるからです。

一方、人事評価においてはどうでしょうか?

有給休暇の取得率によって人事評価を変えることは妥当とは言えないでしょう。一般的に人事評価は「何時間働いたか?」ということによって評価されるわけではありません。「仕事における成果」や「果たすべき役割を果たしたか」といった内容で評価されるべきです。

また、同じ成果をあげているのであれば、有給休暇を消化した人のほうが有給休暇を取得しなかった人よりも生産性が高い、能力が高い可能性があります。。このような場合に査定を下げることが妥当でしょうか。

もちろん、有給休暇を取得するためにチームワークを乱す、自分勝手な行動をとる、このようなことがあれば評価でマイナスがあっても良いでしょう。ただ、この場合は有給休暇を取得したという事実ではなく、協調性の欠如について評価すべきですね。

いずれにせよ、他の人と比べ有給休暇を沢山取ろうとしている人は、何か原因があるはずです。少なくとも、賞与の査定を下げても不満が増えるだけで問題が解決するとは思いません。


役に立った!と思った方はココをクリックして下さい
↑人気ブログランキングでポイントが加算!
より多くの方のお役に立ちたいと思っていますので、応援お願いします!



初回メール相談は無料です!

社会保険労務士 越後の虎 プロフィール