今日は「会社を元気にしよう!」、いつもと趣向を変え、大相撲の事例から問題点を探ります。

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わかりにくい「評価基準」には不満を増長する要因となります!

大関「白鵬」の横綱昇進見送りが様々な波紋を呼んでいます。今場所白鵬は13勝をあげ、優勝した朝青龍にも勝ち、結果として準優勝です。また、前回の場所でも優勝。安定感もあります。千秋楽で朝青龍を破り13勝となったときはファンの多くが「昇進間違いなし」と思ったようです。

では、何故昇進が見送りになったのか。その理由は以下の通りです。

・横綱昇進の条件となる2場所連続優勝かそれに準ずる成績には当たらない
・今場所の13勝は立派だが、序盤で2敗し、朝青龍の独走を許した

なるほど、確かにそうかもしれません。横綱は最高位であり、権威のある立場です。昇進は慎重に見極めるというのは当たりまえのことですね。ただ、皆さんが疑問に思うのは、場所前に北の湖理事長が「13勝が目安だ」と発言したことです。

北の湖理事長の発言をそのまま採用すれば「13勝した白鵬は横綱昇進」ということになります。もちろん「目安」という言葉の捉え方次第ですので、絶対に昇進という意味合いではなかったと思います。ですが、この言葉が混乱の原因になっているのは確かです。

今回この事例を取りあげたのは企業でも同じようなことがあると思ったからです。曖昧な言葉を「人事評価の基準」にしていませんか?わかりにくい基準になっていませんか?

今回の白鵬の昇進見送りについて批判するつもりはありません。大相撲は特殊な世界ですから。しかし、一般企業であったらどうでしょうか。「何故なんだ!」という気持ちになるでしょう。

どうすればよかったのでしょうか。序盤で1敗だけだったらよかったのか。千秋楽まで優勝争いし、最後に朝青龍に負けての2敗だったら良かったのか。単なる13勝がダメなら「どんな13勝」がいいんでしょうか。

同じようなことが社内でもありませんか。頑張っても頑張っても評価されないと従業員が思っていませんか?上司の考えている「基準」と部下の「基準」は同じですか。

ちょっと例え方が強引かもしれませんが、今回私が言いたいことは「評価基準は透明にするのが良い」ということです。わかりにくい基準,あいまいな基準は不満を生む要因となり、社内の雰囲気を悪くする要因となりかねません。

是非、自社の状況にあてはめて、考えてみて下さい。

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社会保険労務士 越後の虎 プロフィール