今日は「会社を元気にしよう」、あわや大惨事?という事例を紹介します。

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言われた事しかしない!緊急時に自分で考えて行動できない!このような組織では会社は強くならないですね。

1. 当該列車
  特急列車4本 急行列車2本 普通列車6本 貨物列車4本 計16本

2. 概況
 当該列車は、当日(7月19日)午前0時47分頃からの北陸線 糸魚川〜梶屋敷駅間の大雨による速度規制のため、上記区間を徐行運転(30km/h)すべきところ所定速度で走行していたことが判明しました。

3. 原因
 大雨により、各線区で徐行運転および運転見合わせが発生したため、輸送指令が対応に追われ、作業が輻輳したため、当該列車に対する徐行運転の連絡を失念したと思われますが、詳細は調査中です。


以上はJR西日本ホームページからの抜粋です。「失念した」とありますが、要するに大雨で徐行すべきところ、その指示を「忘れた」ということですね。報道している新聞はないようです。これもまた不思議なことですが。

この会社は人命を預かる立場としてトンデモナイことをしてしまった、ということは当然のことですね。一方、運転手の方々はどのような対応をしたのでしょうか。まさか、何も疑わずに高速で運転していたとは思えません。ということは疑問に思っていたが「指示がない」から何もしなかったのでしょうか?

情報が少ないので具体的にどのような状況であったかは不明です。しかし、今回の大雨は明らかに異常な状態であり、人命を預かる運転手としては注意を払うべきところです。少なくとも「どうしましょうか?」「通常通りでいいんでしょうか?」という質問をするのは当然でしょう。個々の運転手が危機感をもって対応すれば一部の人間が「失念」しても組織としては対応を誤ることはなかったと思います。

みなさんの会社はどうでしょうか?「言われたことだけをやれば給料がもらえる」「怒られたら嫌だから必要以上のことはしない」という風土になっていませんか。組織としての力は重要です。しかし、最終的に会社の命運を左右するのは個々の力です。

最近の若者を「指示待ち世代」と呼ぶ人が多いと思います。しかし、競争を勝ち抜いていくには「考えて行動できる」人材の育成が不可欠です。今回の事例は極端だったかもしれませんが、「指示待ち組織」になっていないかどうか、あらためて考え直してみてはいかがですか?

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