今日は「65歳以降の雇用保険適用」、についてです。

人気ブログランキングに参加中!
ココをクリックし順位を確認!いつも応援ありがとうございます
↑クリックすると10ポイント加算です。応援よろしくお願いします。

厚生労働省は65歳以上の人でも雇用保険に新規加入できるようにするため、制度の見直しに着手する。失業した人に生活資金を給付したり、職業訓練の機会を提供したりする雇用保険の間口を広げ、高齢の就業者を守るセーフティーネット充実させる。(日経新聞)


現在制度では65歳以上の新規加入を認めていません。一方65歳以前から適用されていた人は継続加入でき、その上保険料も免除となっていました。この不公平の改善、65歳以降の雇用増大を狙っているようです。

2008年からの実施を検討しているようですが、懸念材料がいくつかあります。

1.社会保険料(労働保険料)の増加

財源が不足となれば65歳以上も雇用保険料が徴収されるようになるでしょう。そうすれば更に企業の人件費が増えることとなります。また、来年以降予定?されていた雇用保険料引下げがご破産になるかもしれません。

2.年金がもらえなくなる?

今回の改正が実現すれば65歳以降でも失業すれば基本手当(失業手当)がもらえるようになるでしょう。しかし、年金はどうなるでしょうか。今までの流れからすれば、何らかの調整がされることが予想されます。金額によっては厚生年金がもらえなくなるかもしれません。だったらガッカリですね。

3.雇用継続給付はどうなるか?

現在60歳以降、継続雇用されている場合で賃金が大幅に下がると高年齢雇用継続給付が支給されます。しかし、65歳以降も雇用保険加入になれば、縮小あるいは廃止が懸念されます。60歳以降の継続雇用が段階的に義務化され、65歳以降の雇用も増える。そうなれば60歳以降の雇用は特別でなくなるかもしれません。そうなれば給付金も見直されるでしょう。最適賃金設計に頼っていると・・・

4.年金は段階的に70歳から?

以前から言われていたことですが、もしかしたら65歳以降の雇用を増やすということは、年金支給開始年齢を更に引き下げる布石ということも。これに関してはチョット深読みしすぎかもしれませんが。



考えたらキリがありませんが、単純にバンザイ!と言えない状況だと思いますがどうでしょうか。今回の改正案は改善策というよりも、将来起こりうる様々な法改正の布石という気がしてなりません。議論の推移を注意深く見守る必要がありそうですね。


なるほど!と思った方はココをクリックして下さい
↑人気ブログランキングでポイントが加算!応援お願いします!

初回メール相談は無料です!

■労働法を斬る■
教えて退職金制度(60)どうする?残業問題(37)
継続雇用相談室(16)解雇/懲戒110番(14)
辛口?コラム集(13)マクドナルド問題の考察(6)
■その他コラム■
長時間労働削減の切り札!タイムマネジメントのススメ(13)

社会保険労務士 越後の虎 プロフィール