今日は「会社を元気にしよう!」、ある会社の一風変わった社員旅行を紹介します。

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「以前に“ミステリー社員旅行”というのがありました。事前にあみだくじをして、そこに書かれた番号でハワイ、バリ、フロリダなどのコース(3カ所)が決まる。行き先(ハワイ、パリ、フロリダ)は当日の空港で明らかにされるというものでした」

「2月にオーストラリアに行きました。今年は創業40周年にちなみ、40の指令が書かれたクジの中からひとつをひき、それを現地で実行するというものでした。バンジージャンプ、ホームステイ、エステなどクジに書かれた指令を実行した上、証拠の写真も撮らなくてはいけません。これもある意味、自分で考えて行動するという訓練ですね(笑)」

 「すべて社員から出たアイデアです。社員から出たアイデアなら、ほかの社員も興味を覚えますし。ほかと一緒では面白くないでしょ?」(livedoorニュースより抜粋)



あみだくじで社員旅行の行き先を決める。現地での行動もあみだくじで決める。これらだけでも珍しいと思いますが、全て社員のアイデアを実行しているということが驚きですね。

社員の考えを経営に活かす、「遊び心」や「精神的な楽しさ」により働く意欲につなげる。これらはわかっていてもなかなか実行できないことです。しかし、この会社では実際に実行に移すことにより、40年間業績を下げることなく維持しているとか。確実に効果が出るということを証明していますね。

みなさんの会社の社員旅行はどうでしょうか。何らかの効果をあげていますか。もし、「無理矢理行かされている」「休みまで会社の人間関係を引きずりたくない」「費用を毎月天引きされて嫌だ」といった声が多いのであれば逆効果です。そのような社員旅行は手間をかけるだけムダですね。

ひと昔の社員と現代の社員では会社に対する考え方は全然違います。社内行事は会社の押し付けではなく、社員の心をくすぐる工夫が必要ですね。


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社会保険労務士 越後の虎 プロフィール