今日は「どうする?残業問題」、不払い残業に関する内容です。

人気ブログランキングに参加中!
ココをクリックし順位を確認!いつも応援ありがとうございます
↑クリックすると10ポイント加算です。応援よろしくお願いします。

「不払い残業」に関する労働政策研究・研修機構の調査結果が公表されました。概略は以下の通りです。

残業をしていた人は全体の約8割。平均の残業時間は、30代が最長で41.9時間、次いで40代が39.2時間だった。理由(複数回答)は、「所定時間内では片づかない仕事量だから」が最多(59.6%)だった。

 もともと残業代がつかない管理職らを除いた人について、残業代が支払われていない「不払い残業」時間を算出したところ、46.5%は0時間だったが、42.0%が不払い残業をしていた。11.5%は無回答だった。平均は月34.5時間。「40時間以上」もいて、男性の30代は16.3%、40代は18.8%にのぼった。女性は20代が最多で15.7%、30代が11.4%だった。職種別では、男性は「営業・販売・接客」、女性は「製造・生産関連」の30代で目立った。

 また労働時間が月240時間を超える人では、20代の3人に1人、30代の5人に1人が「いいところがあればすぐにでも転職したい」と答えた。 (asahi.com)



「不払い残業」の問題はまだまだ解決していないということですね。ただ、全てが悪質なケースだけでなく、不払い残業が違法行為であると認識していても「何とかしたいが、全ての残業手当をきちんと支払うと経営に大きな影響がでる」と考える経営者も多いようです。だから許されるというわけではなく、「支払えないから仕方ない」で済む問題ではありませんが。

やはりサービス残業問題を解決するには、単に「残業手当を全て支払え」「払ったら経営が成り立たない」という議論だけではダメですね。労使が協力して、如何にして長時間労働を減らすか、効率よく働くにはどうしたらいいか、ということを考えなくてはいけません。

そもそも労働基準法では、原則として「時間に対して賃金を支払う」仕組みになっていますので、いまだに「仕事の内容」「成果」より「時間」を給料の対象として考える従業員が多いようです。また、部下の仕事内容を把握していない上司も多く、「プロセス」や「成果」よりも「何時間働いたか」「どれだけ気合いをいれて頑張ったか」という基準で評価をすることも少なくありません。

仕事で一番大事なのは「何時間会社にいたか」ではなく、「どのような仕事をしたか」「どのような結果を出したか」ということです。この考えを社内全体に浸透させる必要もありますね。そのための仕組み作りが求められていると思います。

また、少子高齢化が急速に進行し人材確保が大変になっている、という声を多くの経営者様から聞くようになりました。会社の求心力を高めるには「従業員が安心して働ける」ということは大事な要素です。違法行為ということを抜きにしても、「不払い残業問題」の解決は、企業にとってもはや避けられないと言えるでしょう。

役に立ったと思った方はココをクリックして下さい
↑人気ブログランキングでポイントが加算!応援お願いします!

初回メール相談は無料です!

■労働法を斬る■
教えて退職金制度(60)どうする?残業問題(37)
継続雇用相談室(16)解雇/懲戒110番(14)
辛口?コラム集(13)マクドナルド問題の考察(6)
■その他コラム■
長時間労働削減の切り札!タイムマネジメントのススメ(13)

社会保険労務士 越後の虎 プロフィール