今日は「教えて!退職金制度」です。

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中小企業のための気軽に活用できる退職金制度である中小企業退職金共済(中退共)。情報の送り手によって目的は様々だと思いますが、中退共を批判する内容の情報発信が絶えません。もちろん批判は自由ですし、正しい指摘が多いのも確かです。ただ、気になるのは情報の発信源です。

中退共を批判する情報の発信源は中退共のライバルが多いということです。例えば確定拠出年金(日本版401K)や生命保険など。退職金の積立をするならば中退共は問題が多いから、他の手段で積立ましょうと。

そこで、今回は中小企業のコンサルタントの視点で、中退共批判に対して反論してみようと思います。(中退共批判が悪いということではありません)

<批判の批判 その1> 老後の生活を中退共で保証できる?

保証できないと思います。批判の通りです。40年間、毎月14000円拠出して貰える退職金は800万円弱ですから。但し、根本的なところで勘違いしていないでしょうか。中退共は確かに退職金積立の手段です。しかし、「退職金は老後の生活を保障するものでないといけない」という定説があるわけではありません。

退職金の目的は企業によって様々です。終身雇用が崩れつつある現在、退職金の目的は多様化しています。そもそも従業員の老後を保証できるだけの体力がある中小企業が沢山あるわけではありません。もちろん従業員の老後保証を考える会社は立派な会社だと思いますが。

<批判の批判 その2> 予定利率1%は低すぎる

その通りです。その理由が運営のまずさにあるという指摘も間違っていないと思います。しかし、退職金積立に適した他の積立手段で「確実に」この利率を超える運用が可能なのでしょうか。その為に会社が大きなリスクを背負う、手間がかかるということはないでしょうか。

<批判の批判 その3> 全員一律の退職金でいいのか、おかしくないか

これもその通りですね。一方でその代わりに会社が運用リスクを負わないというメリットもあります。導入が増えている確定拠出年金制度も似た仕組みですね。もちろん運用は従業員が実施するわけですが。

それに中退共でも従業員毎に掛金の額を変えることにより、退職金金額に差をつけることはできます。


以上簡単ですが「中退共の批判」を批判してみました。以上の批判は「何らかの意図をもって話している」わけではありません。単純に反論してみただけです。よって絶対に正しいとは申しません。中退共批判も指摘している内容自体はほとんど間違っていません。

私が言いたいのは「中退共は問題があるから他にしたほうがいい」と考えるのは早計だということです。退職金積立に関して、どの手段を採用するにしてもメリットとデメリットがあります。双方比べて採用を検討しましょう。できれば中立の立場の人間にアドバイスを請うのがいいでしょう。


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社会保険労務士 越後の虎 プロフィール