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2006年03月03日

減給したが、やっぱり解雇/懲戒解雇110番

今日は「懲戒・解雇110番」、社長の温情がアダとなった?

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「減給処分をしたが、やっぱり解雇にする」これはチョット厳しいですね。

ある会社で不正行為が発覚し減給の懲戒処分が下されました。その後、対象となる社員は会社に居づらくなり、退職を申し出たのですが・・・

「社長、辞めさせてもらいたいんですが」
「一体どういういことだ。折角減給だけにしてあげたのに」
「みんなが事件のことを知ってるので、居づらくなりまして」
「あんな事をしたんだから当然だろ。今更何言ってんだ!」
「でも、やっぱり辞めさせて下さい」
「俺の温情を無視するというのか?」
「社長には感謝していますが、申し訳ありません。」
「そんな事を言うなら解雇にするぞ!」

今回は折角温情で処分を軽くしたのに、自ら退職するということに対し怒りのあまり解雇を宣告してしまった事例です。

会社のお金を不正に流用していたことにより、この社員は減給となりました。事件の内容からすると懲戒解雇となってもおかしくない状況です。しかし、この社員の能力を考えると辞めさせるのには惜しいと考え、温情により処分を軽くしたようです。中小企業であり、キーマンが抜けると営業が厳しくなるという事情もあったようです。

しかし、当の本人は会社を辞めたいと言い出したんですね。本人の気持ちが本当のところどうなのかはわかりません。ただ、不正行為が発覚して平気な顔で出社できる人はまずいないでしょう。

この事を聞いて社長が怒ったわけですね。会社の事情があったとはとは言え、自分の温情が無視されたと思ったようです。そして最初に不正が発覚した時の怒りが再燃し解雇すると言い出しました。

結論から言いますと、この処分は妥当をは言えないでしょう。「1つの違反行為に対して二重の処分をすることはできません」。この事例では減給処分という懲戒処分が一度確定しています。よってその後別の処分(解雇)をすることは問題でしょう。

但し、懲戒処分を受けたのに別の問題を起こしたとします。この場合、前回懲戒処分を受けたことを考慮して、重い懲戒処分とすることは許されると考えられます。同じ事件ではなく、別の事件に対する処分だからです。

経営者の方は普段厳しいことを言う方が多いですが、実のところ情に厚く、社員を大事にしている場合が多いと思います。そんな温情が必ずしも良い方向に向かうとは限りません。そこが難しいところです。

社内への影響も考え、「情にとらわれず、公正にキチンと厳しい処分を行う」、これが大事です。まさに「泣いて馬謖を斬る」ということですね。

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1. 新潟の起業家・会社設立・開業をサポート  [ NAC 新潟アントレサポートセンター ]   2006年05月26日 22:24
NACは個人・法人を問わず、新潟県内の起業家・創業企業を支援しています。もちろん...

この記事へのコメント

1. Posted by フレンチフリゲート    2006年03月03日 18:18
5 昨今の○主党のハナシとちょうど逆ですね。泣いて斬るどころか、コセコセして○田議員を助ける、といったところでしょうか。
2. Posted by 社労士「越後の虎」    2006年03月03日 21:15
フレンチフリゲート様

おお、言われてみればそうですね。このままだと○原さんも保身の為に○田さんを辞職させなかったと受け取られかねないですね。
3. Posted by YK@    2006年03月03日 22:54
信賞必罰は公正に行わないと、
対象社員だけでなく、
使用者の威信や
組織の運営も危うくしかねない
という事例ですね。

ちなみに僕の知っている、
業績が伸び悩んでいる
とある会社の社長さんで、
「辞められると、簡単に補充が
できないので、従業員の規律を
正そうと思っても、強く言えない……」
と言っている方が
いらっしゃいます……。


4. Posted by 社労士「越後の虎」    2006年03月03日 23:05
YK様

そうですね。Yk様が恐らく感じている通り、その曖昧な社長の態度は会社に悪影響を及ぼしている可能性がありますね。

5. Posted by ピノッコ    2006年03月04日 10:24

はじめて来ました!
またちょくちょく訪問します〜

よかったらちょっと息抜きに遊びにきませんか?

アハ体験ゲームつくりました。

http://www.e-sunnyday.com/zunou/

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