今日は「教えて!退職金制度」、をお送りします。

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「キミに今度からガン保険をかけることになったよ!」上司にいきなり言われました。一体何のことでしょうか。

今日は読者からの質問にお答えします。ある従業員からの質問でしたが、内容を簡単にまとめますと以下の通りです。

ある日会社の上司からいきなり保険の申込書を渡されたそうです。

「キミに今度からガン保険をかけることになったから」
「はっ?」
「いいから、保険の申込書と告知書にサインするように」
「私、そんなお金ないですよ」
「いや、会社で払うんだから気にしないでいいよ」
「えっ?何で会社が私の為にガン保険をかけてくれるんですか」
「退職金の積立に使うんだよ」
「いや全然わからないですよ。退職金とガン保険、何の関係があるんですか?」


質問の趣旨は以上の通りです。要するに何故退職金の為に自分の名義でガン保険をかけられたのか、その理由がハッキリしないので気持ちが悪いということでした。では、何故退職金の為にガン保険をかけたのでしょうか。

退職金制度によって色々な方法で退職金を積み立てることがあります。その中の1つに今回質問にあったガン保険もあるんです。退職金の為にガン保険に加入する場合は、解約した時の解約返戻金を退職金の一部に当てるという使い方が多くなっているようです。ただ、それだけではわかりづらいですね。何故ならば一般的に中途で解約した場合は積み立てたお金より少なくなるわけですから。

そこで、いわゆる「損金トーク」が出てくるわけです。一般的にガン保険で退職金積立をする場合は全額損金として処理します。その結果法人税を節税できますので、そのメリットも合わせて「実質的に」掛金以上のお金が手に入るという仕組みです。それに何と言っても一度会社に解約返戻金が戻りますので、支払たい金額だけ従業員に渡すことができます。

あくまでも想像なんですが、以上ような考え方でガン保険を退職金積立に使おうと考え、従業員名義でガン保険に加入したものだと思われます。詳細については会社にもう一度きちんと聞いたほうがいいでしょう。

余談になりますが、ガン保険が今後も全額損金算入できるという保証はありません。全額損金算入できるという「損金トーク」で多くの企業が加入した長期傷害保険も、どうやら全額損金算入は不可というお達しが出るようです。ガン保険も同じようなお達しが将来出るかもしれません。ガン保険や長期傷害保険に加入を検討している経営者様には慎重に検討することをお勧めします。

いずれにせよ、何度も言うようですが一番大事なのは退職金制度そのものです。その制度にあった積立方法を選ぶべきでしょう。これは私が一貫して言い続けていることです。

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