今日は,企業でよく重要視される「協調性」についてお話しします。

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「最近の新入社員は仕事へのあきらめが早く、協調性もない」

これは経済産業省の「社会人基礎力に関する調査」により明らかになったことです。一般的に企業は1人で行動することよりも他人との協働による作業が多くなります。よって他人との関わりは避けて通れません。そして、協働により良い結果を出す為には協調性やコミュニケーション能力が必要になってきます。

新聞でもこの調査に関して触れていました。そこには興味深い一文がありました。

「学生と若手社員のうち43%は大学時代に部やサークルに所属したことがない。学校では知識を身に付けても、他人と一緒に活動した時には自分が我慢したりして協調性を身に付ける機会が少ない。」

最近の大学生は変わってきたんですね。我々の頃と言えば「大学と言えばサークル活動」でした。授業よりもサークルに力を入れる人が多かったですね。ですから、私にはイマイチ想像が付きにくいところです。これは経営者の皆様も同じかもしれません。よって若年労働者を雇用する、採用面接するときは注意が必要ですね。

そもそも「協調する」という習慣がない人に「協調性」を求めるのは難しいのかもしれません。「協調性」と言ってもピンとこないかもしれませんね。我々の持つ「協調性が必要」という常識とはそもそも違う「常識」を持っているわけですから。

現在このような若者が増えているとしたら日本の将来が危ぶまれますね。ただ、企業の側としては、今の若者は会社に合わないから一切雇わないというわけにはいかないでしょう。これからは人口が減少し労働力不足が予想されます。よって「協調性のない若者」をどのように活用するかということも考える必要があるかもしれません。

例えば、以前店舗で私が採用したパートタイマーで、協調性はないが、一つのことを集中してやらせると非常に良い仕事をする人がいました。この人にはひたすらPOPを作る業務をやってもらいました。確かに愛想は良くありませんでしたが、決められた仕事を決められた基準できちっと終わらせるので非常に助かりました。

協調性がないから「使えない」と考えるのは早計です。その人に適した仕事を与えれば大いに活躍する可能性があると思います。もっとも少数精鋭で活動する中小零細企業にはこのような人は向かないかもしれませんが。

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