今日は労働法を斬る,賃金についての話です。

安全運転を心がける、これを賃金に反映するにはどうしたらいいいんでしょうか。

ある運送会社での話です。

「事故を起こしたらもらえなくなる手当を作ろうと思っている。でも、事故を起こすと給料が減るというのは労働法違反なのか。」
「そんなことないですよ。安全運転を励行するために設定する会社があります。」
「それは、良かった。最近トラックによる事故のニュースが多かったんで心配だったんだよ」


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業種や職種によって適した賃金制度が異なってくるという1つの例ですね。運送会社では安全が大きなテーマになっています。そういった意味では「安全手当」とでも言いましょうか、無事故による手当があるのは当然とも言えます。

運転手の賃金を決める際にどうやって差をつけようか、何を基準に決めようか、色々悩んだ末に思いついたとのこと。確かに、出来て当たり前という仕事が多い業種で、仕事の成果によって賃金を決めるということは難しいです。無事故を安全運転の成果として考えるという手当は、このような仕事には適した成果主義賃金なのかもしれません。

ただ、チョット面倒なのが残業計算。この「安全手当」ですが、残業代を計算する際の賃金に含みます。ということは、手当が出るときと出ないときでは残業代の基礎となる賃金の額が異なります。よって給与計算をする場合は要注意ですね。とは言っても、そんなに事故は起こらないと思いますので神経質にならなくてもいいと思います。もし、不支給が頻繁に起こって計算が面倒ということであれば、計算の手間以前の問題ですね。

ところで、この話にはチョットしたオチ?がありました。

「ついでに空車手当も作ろうと思うんだが」
「何ですか、それは。荷物がなくても手当をあげるんですか」
「そんな訳ないだろ。トラックを空のままで帰ってきたら手当をあげないんだよ」
「すいません。意味がわからないんですが」
「空のカゴ車や空のケースをついでに積んでこない奴はダメということだよ」


効率よく荷物を運ぼうという意図はわかるんですが、チョット無理がありますね。「安全手当」だけにしましょう。「安全手当」もまだまだ改良の余地がありますし。


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