今日は「継続雇用相談室」です。今日は番外篇として事例を紹介します。

継続雇用制度の導入についてある経営者の方と話していたときに信じられない言葉を聞きました。

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「60歳以降の雇用延長に関してどのように考えているんですか」
「再雇用制度を作ろうかと思っている」
「対象者の選考はどのようにするんですか?」
「良い考えが浮かばないから、希望者全員を再雇用しようと思っている」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ。あまり希望しないような制度にすればいいでしょう?」

あまり希望しない制度って何でしょうか。どうやらパートタイマーにして単純作業だけさせる、もちろん賃金も大幅に下げるといったことを考えていたようです。あまり望まない仕事、受け入れづらい処遇にするという考えのようです。制度として単純だし、制度を利用する人は少ないからリスクも少ない、これで問題無しということでした。

この考え方はもちろん論外ですね。ただ、問題は何故このような考えに至ったかといいうことです。法改正があるので仕方なくやろうと考えたようです。だから形だけ整えればいいや、ということですね。でも、形だけ整え無理矢理作った制度に何の意味があるんでしょうか。そのことが原因となりトラブルや何らかの悪影響があったろどうするんでしょうか。

ちょっと大袈裟な例でしたが、法改正により仕方なく継続雇用するという経営者の方は結構いるようです。そして会社としての方針もなく無難な方法を考えるというケースも結構あるようですね。あるいは助成金に目がくらんで助成金にあわせた制度を作る会社もあります。

このように会社の方針、経営者の明確な考え方なしに制度を作る意味はありません。時間の無駄です。制度を作ることに意味があるのではなく、制度を作ることによってどのような会社を目指すかということが重要です。受身にならずに、どのように高齢者を活用するのか、社会的要請としての高齢者雇用にどこまで会社として対応するのか、明確な方針を立てて継続雇用制度を作って欲しいと思います。

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