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今年の新入社員は意外にも安定志向で仕事には淡泊−社会経済生産性本部がまとめた「新入社員入社後半年間の意識変化調査」でこんな実態が浮き彫りになっています。以下はその要旨です。

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1.処遇や仕事のあり方について、保守化・安定志向が強まっている。

(1) 能力主義的な給与体系や昇格を希望する者の減少傾向が続いており、年功的な処遇を希望する割合が高まっている。
(2)「仕事の成果で評価されることを前提に時間、場所などを自由に選べる職場」を希望する回答が、春の調査に比べて大幅に減少し、3割を切った。
(3) 就業・転職意識についての質問に対して「今の会社に一生勤めたいと思っている」とする回答が、春の調査に引き続き、秋の調査でも増加して4分の1を超えた。
(4) フリーアルバイターについて否定的な回答が増加し、近年で最も高い水準となった。

2.組織の一員として仕事を進めていく上で、倫理観に課題が見られる。

(1)「上司から、会社のためにはなるが、自分の良心に反する手段で仕事を進めるように指示された」場合に、「あまりやりたくはないが、指示の通り行動する」とする回答が増加した。
(2)「職場で法令に抵触する可能性のある行為」を是正するために取る行動として、「公的機関やマスコミ等の会社・組織の外部に相談する」とする回答が2年連続で増加した。
(3) 「発注者が取引先から贈答品や食事などの便宜を受けること」を「問題ない」とする回答が近年の減少傾向から増加に転じ、春の調査比でも増加している。

3.仕事を通じた自己実現への取り組みに関して、消極的な傾向がうかがえる

(1) 転職する際の決め手の優先順位について、「仕事のやりがい」を1位に選んだ割合が大幅に減少、3年ぶりに6割を下回った。
(2)「残業は多いが、仕事を通じて自分のキャリア、専門能力が高められる職場」を希望する回答が減少し、3割前半台の低い水準となった。


どうでしょうか。この結果が全ての会社に当てはまるとは限りませんが、少なくとも従業員の意識は常に変化しているということを心にとめておく必要があるでしょう。昔の常識にとらわれ、経営者の思いこみで良かれと思ったことも従業員に通じるとは限りません。

様々な制度を考えるときは一度従業員の考えを聞いてみるものいいかもしれません。どのような制度が良いか、いろいろ考えるより従業員に聞いたほうが早い場合もありますね。

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