毎週月曜〜木曜日は日替わりコラムです。今日は「労働法に反しない?3万円の就業規則」、です。

「先生は就業規則作成を頼むといくらになるんですか?」以前助成金の説明を頼まれた、ある営業マンの方から質問がありました。同行営業して私が一度助成金について案内し、自力で難しい場合は申請代行をする旨伝えましたが、会社は何とか自力で助成金の申請手続きをすることになったとのこと。

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しかし流石に労働法についてわかるはずもなく、申請の前提となる就業規則作成だけ労働法規の専門家である私に依頼することを考えているということでした。とは言いつつもあまりお金は出したくないようでした。折角助成金がもらえるのに、その代償として多額のお金を払ったら元も子もないとのこと。

そこで、私は「どのような就業規則を作りたいか聞いてから答えたい」と営業マンさんに言いました。そうしたら「他の人は3万円らしいですよ、労働法に反しない就業規則なら高くても5万円くらいみたいです。大体でいいんですが、先生はどれ位ですか」と言われました。

うーん。何といいましょうか。返答に困りましたね。どうやら、助成金をもらうためだけに就業規則を作ろうとしているようでした。結局見積り額を提示しようもなくお断りしたわけですが、労働法に反しない就業規則とは何でしょうか。助成金の為だけに作る就業規則に何の意味があるのでしょうか。労働法に反しないというだけの就業規則でいいのでしょうか。人によってはこのような案件でも受託するのかもしれませんが。

ちなみに会話の途中で「就業規則の作成で3万円はありえないですね。5万円でも難しいかもしれません」と私が言ったら「そんな高いのなら、この辺じゃ誰も頼まないですよ」という一幕がありました。就業規則という大事なものを作るのに値段だけで決めるんですかね。もちろん3万円で労働法規に準じるだけでない立派な就業規則を作るのであればいいですが。

私の価格設定が正しいかどうかはわかりません。でも助成金の為だけに就業規則を作るということは、どう考えてもおかしいです。就業規則を作る目的は助成金ではありません。もちろん、違う考え方もあるかもしれません。そのような方に押し付ける気はありませんが。

ちなみにこの会社は労働法に反しない?3万円の就業規則をもって継続雇用制度奨励金をもらったそうです。しかし、61歳で社員が辞めてその後もらえなくなったとか。助成金がもらえず継続雇用の制度と労働法に反しない?3万円の就業規則が残ったようです。

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