毎週月曜日から木曜日は日替りコラム、今日のテーマは「無気力社員と就業規則」です。社会保険労務士の仕事と関連づけてお話しします。

上場企業の20〜30代の正社員の4分の3が「現在の仕事に無気力を感じている」ことが5日、野村総合研究所の「仕事に対するモチベーションに関する調査」で分かった。(毎日新聞記事より抜粋)

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この記事は色々なメディアで報道されていますので、見た人も多いかと思います。この中で気になるのは「若者の働くモチベーションを再生することが企業の今後の競争力アップにつながる」と分析しているところです。一方的に締め付けるのではダメ、放任するのでもダメ、自ら進んで仕事をしようとする方向に導かないといけないということですね。

一方、やりがいを感じる仕事については「報酬が高い」ことが29.0%でトップ。お金以外では、「仕事自体の面白さや刺激」(44.5%)、「同僚や後輩から信頼されたり感謝されること」(35.0%)を重視している。(毎日新聞記事より抜粋)

チョット疑問なのは本当に報酬が高ければ満足なのかということです。報酬は高ければ良いのは当たり前ですが、上限があるはずはありません。いくらもらえば、もういらないということはないでしょう。それに仕事の内容も関係するでしょう。どんな仕事でも報酬が高ければいいよ、ということはないですし。

やはり、働きやすい職場で、やりがいのある仕事をして、自分の働きに見合った給料がもらえる、ということが一番重要でと私は考えます。その部分で社会保険労務士が良いアドバイスをする必要があるのではないかと思います。

ただ、気になるのは、社会保険労務士がよく勧める「リスクから会社を守る就業規則」「企業防衛型就業規則」です。実は私も以前はお勧めしていましたが。これは確かに必要性が高いと思います。でも、命令や拘束ばかりの就業規則を「無気力社員」に見せたらどのように反応するでしょうか。あまり良い効果はないと思いますが、どうですか?

そこで、私は就業規則の整備は段階を踏んで、整備すべきかと思います。まずは、法令を遵守する就業規則を作る。当たり前ですよね。次に会社に合ったオリジナルの就業規則、会社をリスクから守る就業規則を作る。そして最後は、無気力社員を極力作らない、社内を活性化させる、「ヤル気向上型就業規則」を完成させる。このような作り方が良いかと思います。

「ああしなさい、こうしなさい」「あれダメこれダメ」「こうすると懲戒、こうすると解雇」ということばかりの就業規則よりも「会社を発展させる為にこのように行動しよう」「頑張って利益が上がったらその分を賃金・賞与」に反映させる」といった就業規則のほうが、従業員は前向きに働くでしょう。

もちろん、就業規則だけで無気力社員の問題が解決するわけではないですが。昔と違って価値観が根本的に変わってきているのも確かですね。

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