月曜日から木曜日は日替わりコラム、今日は「気になる記事」です。

有給休暇、時間単位に!

厚生労働省は最低取得単位が原則1日とされている年次有給休暇制度について、時間単位で取得できるようにする検討に入った。厳しい雇用環境を背景に有給休暇の取得率が落ち込んでいたが、厚生労働省は取得単位を細かくして同制度を利用しやすくする。 (日経新聞)


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具体的には2007年の通常国会に法案を提出し、議論の上、2008年にもこの新しい基準での有給休暇制度を導入する考えのようです。 過去数年間、有給休暇の取得率が低下を続け危機感を抱いているようです。ちなみに直近の集計では2003年の取得率は47.4%となっています。

そこで、厚生労働省では、取得率をあげるために1時間単位で有給休暇を取得できるようにして、短時間での私用を済ますためにも使えるようにしよう、と考えたようです。よくあるのが子供の送迎や通院、役所への手続きなど。これらの場合1日、あるいは半日の休暇が必要とは限りませんので時間単位の有給の方が活用しやすいとみています。

ただ、時間単位での取得を認めると、それを逆用して1日単位の有給休暇を取得しづらくする可能性があることも指摘されています。結果として、かえって有給休暇の取得率を下げる可能性があります。取得率を高める目的で時間単位の有給休暇取得を推進するということはその目的通りに進まない可能性があるのではないでしょうか。

それに有給休暇の取得率が47.2%といってもこの数字が実態を表しているとは思えません。一般的に中小零細企業ではもっと低いのではないでしょうか。そもそも忙しい会社はアンケートなど書いている暇はないでしょうし。

私は、有給休暇の本来の目的はリフレッシュであるべきと考えます。よって、時間単位で少しずつ消化というのは、現実的な対応として悪くはないと思いますが、一般的には本来の運用からはずれており、あまり感心しません。元々取得率が悪い会社の改善策として用いるのであれば良いのですが。

実際に有給を取得している人も、ちょっとした用事を口実に取得している場合があります。しかし、今後そのような場合は時間単位での取得になってしまいます。私は、1日の有給休暇が必要ないときは半日の有給休暇を取得する、といった半日有給休暇制度の導入が丁度よいかと思います。この考えは賛否両論あるとは思いますが。

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