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2005年11月09日

どうする?残業問題:残業時間中の休憩

毎週月曜〜木曜日は日替わりコラムです。今日は「どうする?残業問題」、今日はQ&A方式で先月受けた質問を紹介します。

Q.「勤務中に既に60分の休憩がありますが、残業時間中に休憩は必要ですか?」
A.「この場合、法律上、休憩の付与は義務付けられていません」


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法律では、労働時間が「6時間を超える場合は45分」「8時間を超える場合は1時間」の休憩を与えることを義務付けています。今回のケースでは既に法律上義務付けられている休憩を与えていますので、これ以上の休憩を与える義務はありません。残業時間の休憩について会社の決めたルールがあれば、それに従って休憩させることになります。

従業員や管理職の中には一定時間以上の残業には必ず休憩を与えなければいけないと勘違いしている人がいるようですが、義務ではありません。一方、残業時間に応じて一定時間の休憩を取らせている会社も多数あります。但し、残業時間が事前に確定しているとは限りませんので、運用は少しややこしいですね。基本的に長時間の残業をさせることはあるべき姿ではありませんので、早く業務が終了したほうがいいですし。

従業員の考え方も様々です。休憩なんかいいから早く残業を終わらせて帰りたいという人も多いですし、立ち仕事だから少し休みたいという人もいます。そのことから考えても業種や業務内容によって対応は異なるのではないでしょうか。安全衛生面での配慮も会社の義務となっていますので、長時間の残業など、途中に休憩を入れることが適当な場合には休憩させるべきでしょう。それ以外は慎重に検討したほうがいいですね。

これは蛇足になりますが、私が知っている企業では残業が2時間を超える場合に15分〜30分程度の休憩を取らせる場合が多いようです。少し時間も遅くなる場合は軽食をとらせたりする場合もあります。

最近、ある会社で残業削減を目的として、残業をする場合は強制的に通常業務終了後に60分の休憩を取らせるという話を聞きました。そして実態としてはすぐに残業をはじめ、休憩を取っている人はあまりいないとか。結果として残業を1時間減らしているケースが多いらしいです。これは、サービス残業の可能性があります。このような休憩の取らせ方は残業の休憩としては、あまり感心できませんね。

〜分かり易くする為に簡略化して説明しています。詳細はご相談下さい〜

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