社長「パートタイマーなんかいらん!社員でないと仕事は任せられんよ!」

この社長は純血主義と称して社員中心の組織作りにこだわっています。もちろんパートが全然いないわけではありませんが、その比率は1%にも満たない状況です。

何故それほどまでに社員にこだわるのでしょうか。その理由を聞いてみると、いろいろな経営課題が浮かび上がってきました。

例えば長時間労働とサービス残業の問題。社員であれば仕事が終わらないと帰れないのは当たり前、時間給じゃないんだから残業は一定額以上は出さない、ということ。つまり社員のほうが会社のとって都合がいい、ということのようです。

ですが、今がそういう状況じゃありません。賃金不払い残業は大きな経営リスクになることは周知の事実ですね。そして正しく残業代を払おうとすると、今度は経費負担が大きくなり、やはり経営が苦しくなります。

そこでパートタイマーの活用がクローズアップされてきます。パートタイマーの時給は社員の残業単価と比べ、遥かに低い場合が多く、パートに任せられることは、どんどんパートに任せれば、人件費削減を図ることができます。もちろん、どの業種、どの仕事でも当てはまるわけではありませんが。

明日はこの続き、この社長が「社員にこだわる理由」その2です。

社会保険労務士 新島 哲 ホームページ