「忙しい」理由は何でしょうか。上司が部下にその理由を聞いてみますと「今日はこれとこれをやらなければいけないんです。終わらないと帰れません。」このような答えが返ってくると思います。その中身を検証してみますと確かにその通りのようです。
では、何故そのような状況に陥ったのでしょうか。仕事の内容が全てその日に決まるわけではありません。実際に仕事の中身を見てみますと、先送りになっていた仕事が結構あります。つまり、忙しいのではなく「自分で忙しくしてしまった」ことが結構あるわけです。

仕事の種類を大雑把に2つに分けますと、「今やらないといけないこと」「後でもいいこと」の2つに分類されます。この場合は本来「後でもいいこと」だったのが、先送りされた結果「今やらないといけないこと」に変わってしまっています。

「今やらないといけないこと」からどんどん実施することは優先順位から考えると間違えてはいません。但し、それだけに集中しますと「後でもいいこと」がどんどん「今やらないといけないこと」に変わってしまいます。つまり、「後でもいいこと」に関しても実施の為の時間を確保しないといけないわけです。

一般的にバタバタしている人は「期限の迫っている仕事」から順番に仕事をしていきます。しかし、今後その状況を改善するには、「後でもいいこと」をするための時間も確保する必要があるでしょう。「いつまでにやらなければいけないか」ということだけではなく、「今何をすべきか」ということを考えて仕事を進める必要があるわけです。

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