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2005年09月01日

教えて!退職金:退職金前払い制度

新潟の社労士(社会保険労務士)「越後の虎」です。本日は「教えて!退職金」第12回です。

Q.「退職金の前払い制度とはどういう制度ですか?」
A.「一般的に、退職金制度を廃止し、退職金の掛金相当額を給与等に上乗せして支払う制度を指します」


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退職金前払い制度は多様化する従業員の意識に対応するために使われています。従業員によっては将来多額の退職金をもらうよりも、その分を少しずつ在職中にもらった方がいいという考え方があります。私自身もサラリーマン時代にはそう考えていました。

本来の退職金は毎月会社が掛金を支払って、将来その積立た金額と運用益を使って本人に退職金が支払われます。だったら掛金分を毎月従業員に支払ってもいいのではないかと思うのもおかしくはありません。従業員が喜ぶのであれば、むしろ積極的に取り組んだ方がいいと考えるかもしれません。

そこで、一般的に退職金前払い制度は、退職金制度を廃止し在職中の従業員は退職金を従来通り受け取るか前払いとして掛金相当額を毎月受け取るか選ぶ方法が取られます。今お金が欲しい!という従業員には喜ばれるかもしれません。

しかし、退職金前払い制度にはいくつか問題点があります。その為にまだ制度としてはあまり浸透していません。明日はこの点について解説しようと思います。

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