新潟市中央区の社会保険労務士 労働法 退職金制度 就業規則、残業等の相談室
労働法・退職金制度を斬るバナー
 社会保険労務士「越後の虎が斬る」労働法,退職金制度,残業など
本では読めない現場での事例を一挙大公開! 退職金制度やサービス残業など労働法の問題や組織作りに関する「現場で使える知識」が満載。会社を元気にしたい!会社を守りたい!そんな経営者様の思いを実現する事例集!

社会保険労務士・賃金コンサルタントによる
無料相談会開催中(予約制)
詳細はコチラをクリック>>
社会保険労務士の無料相談   社会保険労務士のメルマガ

サイト内の検索・再度の検索はコチラをどうぞ

Google
 

2005年08月20日

教えて!退職金:慣行による退職金

新潟の社労士(社会保険労務士)「越後の虎」です。今週は「教えて!退職金」です。今日は慣行による退職金支払についてです。今まで何回かこの内容に触れたことはありましたが、要点をまとめてお伝えします。

〜この記事が役にたったと思った方は、最後に人気ブログランキングへのクリックをお願いします〜

Q.「規定がなく、慣行として支払っていた退職金は今後も支払う必要があるの?」
A.「支払基準、支払の前例、従業員の認識がある場合は慣行による基準で支払う必要があります」


以前にもお話しした通り、退職金はそもそも法律で支払う義務を定められているわけではありません。よって支払いの根拠が必要となってきます。今回も退職金を支払う根拠となる規定や慣行あるかどうかが争点となります。

この問題を突き詰めて考察すると膨大な文章になりますので、敢えて簡略化してお話ししたいと思います。一般的に退職金支払の慣行があり、今後も支払う必要があると認められるのは以下のようなケースとなります。あくまでも判例から見た傾向ですので、実際に争った場合の結果を保証するものではありません。

【慣行として認められる可能性のあるケース】

1.一定の支給基準が明確になっている。
2.今まで数多くの従業員に退職金を支払った事実がある
3.従業員が退職金を貰えるものとして認識している


上記の内容についてもう少し詳しく説明しようと思います。まず、支給基準に関しましては勤続年数に応じてほぼ定額で支払っている、届けていないが社内に退職金金額を算出する為の規定があるといった場合を指しています。もちろん、この2つだけに限りませんが。

また、過去の支払実績については、ほんの一部の人間だけに支払ったということではダメでしょう。大多数の従業員に支払っているという実績が必要と思われます。

従業員の認識も重要です。貰えるモノとして期待しているということが大事です。これは前段の内容と同じになりますが、一部の例外を除いてほとんどの人が退職金を貰っていれば、自分も退職金が貰えると期待するでしょう。これは慣行として認められる可能性が高くなります。

上記ような例の場合は退職金支払の慣行があるとみなされ、いきなり退職金制度はないから支払わないということは難しいと思われます。もし制度の廃止、退職金の減額をする際は従業員の一方的な不利益とならないよう、慎重な対応が必要となります。

明日はQ&A方式ではありませんが、退職金に関する話題にしようと思っています。

この記事が役に立った!という方はココをワンクリックして下さい!

↑人気ブログランキングでポイントが加算されます。皆さんの応援が私のパワーの源です。

マクドナルド問題の考察:第1回第2回第3回番外篇1番外篇2
「教えて!退職金」:第1回第2回第3回第4回第5回第6回第7回第8回第9回

<視聴率11.4%>2時間ドラマ「労働基準監督官 和倉真幸〜」の考察
第1回第2回第3回第4回第5回第6回第7回

ブログTOPページ 社会保険労務士 新島 哲 ホームページ




労働法の相談室 │Comments(2)TrackBack(0)教えて!退職金制度 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by もうかる会社の組織とは?うつみです。    2005年08月21日 09:00
昨日はありがとうございました。

朝ミーティングは1日を有効に使えますね!!

今後ともよろしくお願いいたします。
2. Posted by なかむら@社労士見習    2005年08月21日 16:03
出張お疲れ様です!

しばらくサボってましたら、仕組みが変わってしまって。。。

使い方に慣れなくて困っています。。。(汗)

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
MENU
最新記事
 ホームページはコチラ
人気ブログを探そう!
■過去記事
■おすすめサイト
Archives
登録キーワード


新潟県新潟市中央区の社会保険労務士が運営する社労士ブログです。懲戒解雇、残業、退職金制度、適格年金など、労働法や賃金制度に関して社会保険労務士業務の中で現場において発生した事例を紹介しています。当社会保険労務士事務所は新潟駅南口から徒歩7分の場所にあります。業務内容は、人事制度の設計や社会保険労務士業務全般です。新潟市だけでなく新潟県各地から業務を受託しています。

退職金制度

退