新潟の社労士(社会保険労務士)「越後の虎」です先週マクドナルドでの賃金計算誤りによる給与不払いの報道がありました。その以後、各掲示板やブログなどで残業計算に関する書き込みが急増しています。そこで、今回の事件について掘り下げて考えて見ようと思います。今日はその第1回です。

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今回の事件で一番問題とされているのが、賃金の計算で「労働時間の30分未満を切り捨てて計算」しているということ。しかし、マクドナルドの1件は氷山の一角であり、「30分以内は切り捨て」「15分以内は切り捨て」という計算方法は多数の企業で定着しているようです。

私が以前アルバイトをしていた会社がそのような計算していたのを記憶していますし、実際に掲示板での書きこみでも「何分なら切捨てできるの?」「30分はダメでも15分ならいいんですよね?」といった書き込みが多くあります。

結論としては、報道にもあった通り、労働時間1分単位で給与計算する必要があります。それ以上の単位での切捨てはできません。給与計算を社長がやっている中小零細企業などは大変だと思いますが、法律ですので守るしかありません。確かに「今頃になって何故?」という疑問もありますが、しょうがないですね。

但し、報道では触れていませんが、1ヶ月の労働時間を合計し、30分未満を切り捨て、30分以上を1時間に繰り上げる措置であれば「常に労働者に不利となるものではなく、事務簡便化を目的としたもの」として認められています。給与計算の簡便化ということであればこの方法を使うべきでしょう。

とは言っても、サービス業では時間帯別の時給を採用している企業も多く、なかなか面倒なのは確かです。あまりに計算が大変ということであれば、外部へ委託、タイムカードと連動した給与計算システム導入を考えて見るのもいいでしょう。 明日も引き続きこの問題を考察してみたいと思います。

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