新潟の社労士(社会保険労務士)「越後の虎」です。今日は「教えて!退職金」第4回です。昨日の続きになりますが、問題となっている適格年金(適格退職年金)の「積立不足」の話です。

お願いがあります。ココをワンクリックして下さい!

↑人気ブログランキングでポイントが加算されます。皆さんの応援が私のパワーの源です。
払えないんだから仕方ないという社長。では、それで済ませることができるのでしょうか。もちろん、それで済むわけはありません。

以前もこのブログでお話ししましたが、適格年金を実施する際は必ず退職年金規程を作成し、監督署に届けているはずです。ということは、従業員に支払を約束しているということになります。これを支払わないということはできません。

保険会社に高金利の時代に「損金で落とせるよ」「節税になるよ」という甘い言葉に乗せられて、何となく適格年金に加入してしまった企業も多いようですが、後の祭りです。規程で定められたからには守らないわけにはいきません。

もちろん、バブル崩壊なんて誰にも読めなかったと言えばそれまでですが、残念ながらそれで許されるわけでもありません。適格年金という制度を導入した時点で長期の借金契約をしたようなものです。

それではどうするかということになります。そうなると選択肢は2つしかありません。積立不足を埋めるために掛金を増額させるか、支給金額を減らすか、いずれかです。誰も傷つかずに済むいい方法なんてありません!

どちらにしてもイバラの道です。掛金を増やすということは会社経営に大きなダメージを与えますし、下手をすればキャッシュフローが破綻します。支給金額を減らすしたら従業員の同意が必要です。同意を得ずに一方的に減額することは違法性が高いと言えます。

えっ、これで終わりなのと言われそうですが、今回はここまでにします。今回言いたかったことは「適格年金問題から逃げることはできない」「選択肢は2つしかない」ということです。

いずれこの続きはお話ししようと思います。明日も引き続き「教えて!退職金」をお送りします。


「教えて!退職金」:第1回第2回第3回

★人気ブログランキング参加中!!★
お願いがあります。ここをワンクリックして下さい!

↑人気ブログランキングでポイントが加算されます。ご協力ありがとうございました。

社会保険労務士 新島 哲 ホームページ