新潟の社労士「越後の虎」です。昨日に引き続き、フジテレビ系列の2時間ドラマ「労働基準監督官 和倉真幸・働く人の味方です!」の考察、第5回です。今回は後にドラマの中心となるスーパーで、主人公の監督官が社員やパート向けに労働基準法の講習会をしている場面です。

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監督官「労働基準法をはじめこういった法律や制度はすべて、正社員だけでなくパートタイマーなど働く全ての者に適用されます。」
パートA「これって労災保険もってこと?アタシこの前ミネラルウオーターの箱を持ち上げた時ギックリ腰になっちゃったんです。」
監督官「もちろん仕事での怪我であれば、ギックリ腰は労災保険の対象となります。」
パートA「でも私保険料払っていないんですが?」
監督官「ご心配なく。労災保険の保険料は皆さんではなく、事業主が払うきまりになっていますから。」
パートB「そーなんだ。でもウチの社長はケチだから、払っているかどうか怪しいもんよ〜。」
パートC「あの、先生。出勤途中に怪我したらどうなるんですか?」
監督官「そういった場合は通勤災害と言いまして、やはり労災保険の対象となりますよ。」
パートD「あっ、帰る時はどうなるんですか?私は途中でいつも幼稚園に子供を迎えに行っているんですが。」
監督官「その場合も恐らく、日常生活に必要な行為として認められると思います。あっ、但しですね、皆さんが仕事の帰りにカラオケボックスで歌っちゃいました〜これはだめですね。」

業務上の怪我に労災保険が適用されることを知っている人は多いと思いますが、パートCさんやパートDさんが質問した通勤災害については知らない事業主、知らない従業員が多くいるようですので、注意が必要です。

また、通勤の中断についてですが、原則として通勤に使う往復の経路を逸脱した場合にはその後の往復は通勤とされません。しかし、日常生活に必要な行為などは例外として認められます。通勤災害についての詳細はコチラ>>

それにしても気になったのが、講習会が終わった後に売場のチーフがいった台詞。
「でもなんだか不公平な感じがします。あの人達には家庭もあって子供もいて、その上自分の好きな時間だけ働いて。私達社員に比べて楽しておいしいとこだけ持っていっているような気がして。」

結構同じような気持ちでパートタイマーを見ている人は多いのではないでしょうか。このような考えを持っていると実際に何かの拍子で言葉に出してしまったり、キツく当たってしまったりすることがありますので、気をつけたほうがいいでしょう。

ところで、ドラマでは今回の講習会を実施したことが、思わぬ結果になります。
続きは明日お伝えします。

参考:労働Gメンが活躍するドラマ
第1回第2回第3回第4回

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