新潟の社労士「越後の虎」です。今日のテーマは「介護保険」です

2000年よりはじまった介護保険制度ですが、いよいよ改正されるようです。今年は制度発足から5年目に入りまして、取り決め通り見直すということです。正式に成立はしていませんが、昨日衆議院で可決しましたので、ほぼ現状の改正案で成立するのではないでしょうか。

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改正の概要ですが、一つは介護度が悪化するのを防ぐ仕組みを導入します。具体的には介護の必要性が低い人に筋力トレーニングや栄養指導を受けてもらい悪化を防止します。これは「予防給付」として実施するようです。2点めですが、施設入所者の食費や居住費を保険給付の対象からはずして、自己負担化します。スケジュールですが、予防給付は来年4月から、自己負担化は今年10月からを予定しています。

この中で議論が多かったのは「予防給付」。よく話題になりましたよね。老人に筋トレとは何事か、鍛えれば良くなるのか、なんて話が私のまわりでもよくありました。確かに効果について疑問点は多々あると思います。ただ完全な防止策なんてありませんので、できることからやっていくというのも大切だと思います。

ただ、費用対効果を考えると「予防給付」にはまだまだ見えずらい点が多いということで施行から3年をめどに見直すことが付則に設けられたとのこと。対策をうった結果を検証して良い方向に修正していこうという考えのようですね。

介護保険でもう一つ大きな議論になっていたのが保険料負担の対象者の問題。いろいろニュースで流れていました。保険料負担を40歳未満の方にも求めていくとか。この件に関しては今回は結論が出なかったようで、2006年末までに「範囲の拡大も含めて検討する」との付帯決議がつけられました。

今回の法改正の情報はまだ少ないので詳細がわかりませんが、介護保険料の市町村格差の問題はどうなったんでしょうか。チョット気になります。保険料が最高5900円から最低1780円まで3倍弱の格差がああります。財政基盤の弱い地域に住んでいる人はこのまま不利な状況が続いていくのでしょうか。

また、今回施設利用者から食費や居住費を負担してもらうようになるようですが、コストや手間がかかりすぎる為施設を利用していた人はどうなるのでしょうか。確かに介護保険は在宅介護を勧めるための制度ですが、それが難しい人の行き場がなくなることが懸念されます。


(社会保険労務士 新島 哲)

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