昨日ゴールデンウィークに読んでない本を読破しようということを書きましたが、もう一つやらないといけないことがありました。貯まりに貯まった領収書、帳簿をつけなくちゃ。昨年末に1年分の帳簿をつけるという地獄を味わいましたが、このままではまた同じ事に。今のうちに少しずつやればいいんですね。

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本日のテーマは「退職金」です。

今日の日経新聞に気になる記事がありました。私が今最も力を入れている退職金問題。積立不足を埋める為に多額の現金を拠出した、と言う話です。
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日産自動車は7月、同社の企業年金に2280億円の現金を一括拠出する。収益回復で生まれた余剰資金で「隠れ借金」である年金債務の一部を前倒し処理するのが狙いで、日本企業の現金拠出として過去最大規模。不足分の引き当てだけでなく、将来の支払い原資を厚めに積み増し、財務を健全にするとともに経営の安定度を高める。(日経新聞 4月30日)
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気になったのは、なかなかこの記事ようにうまく行かないということです。中小企業では企業年金や退職金の積立不足分は埋め合わせが難しく、支給水準の見直しをするケースが多く、現金で一括拠出というのは大企業、しかも本件のように業績の良好な企業くらいのものです。

さらに難しいのは「隠れ借金」の問題です。この記事ではサラッと「隠れ借金である年金債務の・・・」と言っていますが、この隠れ借金の金額がきちんとは把握できていない場合が多いんです。実際、私が退職金制度の分析を行うと、ほとんどの企業が「隠れ借金」の金額に驚きます。借金が何倍にも増えます。

簡単に説明しますと、本来積立不足というモノは「本来あるべき積立金」から「実際にある積立金」を引いた額を指します。しかし、問題になっているのは、この「本来あるべき積立金」の額が間違っている場合が多いということです。

「本来あるべき積立金」は将来必要な金額に応じて一定の計算式で出されます。しかし、この計算方法が昔の高金利時代のままになっているケースが多いんです。例えば5%で利息がついていく予定とか。まさに「絵に描いた餅」になっています。つまり「本来あるべき積立金」の額を少なく見積もっているケースが多いということです。そこで、表面に現れない「隠れ借金」が登場するわけです。

退職金を外部で積み立てている企業は、帳面に現れない「隠れ借金」の額をきちんと把握して、真の積立不足を知る必要があります。そうしないと、会社のキャッシュフローに重大な悪影響を及ぼします。お金が回らなくなったら企業が立ち行かなくなります。

また、これらの問題は会社だけの問題ではありません。会社がなくなったら従業員も困ります。また、従業員が受け取る退職金の支給水準変更を迫られるかもしれません。

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